Note: カフェインレス ドリップ(バック)コーヒー三種比較

はじめに

三種類のカフェインレス・ドリップ(バック)コーヒーを購入したので, 比較した結果を書き残しておきます. コーヒーの味を詳細に比較できるほどの繊細な舌を持ち合わせていないので, 個人的感想として読んでいただければと思います.

比較対象は,以下の通り.

  • 無印:カフェインレス ドリップコーヒー
  • アヴァンス:おいしいカフェインレスドリップコーヒー
  • UCC:おいしいカフェインレスコーヒー

ところで,商品名に無闇に「おいしい」と付けるのはいかがなものでしょうか…

共通項

コーヒー粉は7g

いずれも普通のドリップコーヒーで, メッシュ状のフィルターにコーヒー粉が格納されています. 封入されているコーヒー粉は三種ともに7gです.

フィルター形状

アヴァンスのみ,逆台形フィルターという新開発フィルターになっています. その名の通り,フィルターの下のほうがわずかに小さく作られています. メーカー比でコクが20%増加しているとのこと. 正直なところ,効果は微妙でしょう. それよりも,カップに固定する紙の留め具が普通のものより小さくて慣れるまで大変でした.

カフェインカット率はどれも97%

カフェインカット率は三種ともに約97%と明記されています. ドリップコーヒー10gを150mlの湯で抽出したときのカフェイン含有率は,60mgというデータがあるので *1, 単純に比例計算して,これらのカフェインレスコーヒーのカフェイン含有量は, 60✕(7/10)✕0.03=1.26[mg],多めに見積もっても2mg程度となります. 1〜2杯程度なら,カフェイン摂取による危険性はほぼないといって良さそうです.

焙煎と挽き方

無印とUCCは中細挽きで,アヴァンスのみ細挽きです. 焙煎の具合は,ミディアムといったところです. 深さの度合いは,色の濃さから判断するに,アヴァンス>UCC≧無印 ぐらいです.

三種ともに,苦味とコクよりも香りと酸味の方が強いです. そして,風味は通常のドリップコーヒーに比べて,刺激が弱いというか,何となく角が丸い感じです. やはり,カフェインを除去する過程で他の成分も一緒に持って行かれてしまうのでしょう.

味の比較

無印は,苦味が少なく上品な仕上がりです. 味の傾向は香り・酸味強めで,私の好みではありませんでしたが, それでも一番美味しいと感じました.

アヴァンスは, 無印に比べ苦味とコクがやや強いといかクセがあります. 無印のような上品な感じはしません.

UCCは,ごく普通の国産コーヒーの味で,なんと表現してよいかわかりません. UCCスペシャルブレンドやモカブレンド辺りをカフェインレスにしたような味 という他ありません.アヴァンスより,苦味とコクが弱く,酸味が強い感じです.

最後に

総合的に見て,無印が頭一つ抜けている印象です. アヴァンスとUCCは同じくらいで,どちらが良いかはその人の好みによるでしょう.

しかし,私のように深めのローストが好みの人には, スターバックスコーヒーのデカフェシリーズをおすすめします. 一時期,デカフェコモドドラゴンブレンドを常飲していたことがありましたが, それに比べると,比較した三種は2段階ぐらい下になります.

ちなみに,今はデカフェ コモドドラゴンブレンドは無くなり, デカフェ・ハウスブレンドに切り替わったようです. ハウスブレンドの方はまだ飲んだことがないので,はっきりしたことは言えませんが, こちらも普通に美味しいだろうと思います. しかも,公式サイトによると,カフェイン除去方法が水ではなく二酸化炭素を使ったもので, カット率は99%を実現しているそうです. 技術的にもデカフェ・ハウスブレンドの方が1枚上手のようです.□