BiboBlog

備忘録を兼ねて文房具や書籍のレビューを綴る。

Textsurfer Gel (Staedtler)

Review

Textsurfer Gel(テキストサーファーゲル)は,ステッドラー社の蛍光マーカーペンである. 実用性は正直なところ低いが,書き味が面白い.

固形の蛍光マーカー

ペンの構造は一言でいえば,リップクリームである. ペンの後端をねじって繰り出して使う. 中身は透明なやわらかいクレヨンといった感じ. 書き味はぬるぬるしていて独特である. 液体マーカーと違って.裏写りもしないのが大きな利点である. しかし,思ったように線が引けないのが困りものだ. 加えて,塗りつけたところに細かいカス状の塊ができて, 擦れて汚れるのも煩わしい. キャップをしないでそのまま放置するとドライアップするらしいが, 2・3日は耐えられるとのこと.

最大の欠点は退色

サーファーゲルの最大の欠点は,筆跡が退色することだ. 時間経過とともに蛍光黄色がくすんだオレンジ色に変化する. 本の場合,線を引いた後すぐに閉じておけば年単位でも大丈夫だと思うが, そのまま開いたままにしておくと(つまり,光に晒すと),割とすぐに退色してしまう.

まとめ

サーファーゲルは,筆跡が退色するという致命的欠点があるため, 蛍光マーカーとしてはさすがにおすすめできない.しかし, このような意欲作が販売されていること,それ自体が個人的には嬉しい.

ただ,サーファーゲルの製品としての立ち位置はやはり微妙と 言わざるを得ない. 裏写りせず,にじまない蛍光マーカーが欲しいのであれば, 同社の「テキストサーファードライ」があるし, ぬるぬるした独特の書き味を楽しみたいのであれば, 同社の「ノリスクラブ・ゲルクレヨン」の方が良さそうだ. (どちらもまだ使ったことはありませんが).□